近赤外域に高い感度を持つ2次元InGaAsカメラ NIRvana:640にコストパフォーマンス版カメラが追加されました。 電子冷却640×512素子の共通デバイスで冷却温度性能のみを変更したカメラです。 サイエンティフィック分野の物理・化学向け分光・画像測定、ライフサイエンス・天文・産業分野の画像測定等、近赤外域での高感度・高ダイナミックレンジ・高解像度・高速繰返しが可能なカメラです。
冷却温度を空冷電子冷却で-60℃に設定することで機構的なコストダウンを実現しました。 冷却温度の限定で設定露光時間をShort Time Integration=STとする新型カメラです。
NIRvana HS
NIRvana: 640
センサー
640 x 512 InGaAs
20 x 20 μm
0.9 - 1.7 μm
-55℃(-55℃空冷)
-80℃
-190℃
700 e-/p/sec
300 e-/p/sec
<8 e-/p/sec
<60 e-rms
<120 e-rms
<15 e-rms
16ビット(>15ビット@1素子)
250 fps
110 fps
2.77 fps @250KHz
USB3.0
GigE
○太陽電池の解析 ○半導体材料欠陥測定 ○カーボンナノチューブ測定 ○過渡吸収分光測定 ○赤外ラマン分光測定 ○赤外フォトルミネッセンス分光測定
英文情報 Princeton Instruments